Nature Blog

2016年4月29日

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最近、ベランダをもうひとつのリビングとして使う人が増えているそうですね。

私は毎年春から秋口にかけてベランダが癒しのMYカフェになります。

シェードやラティスで周辺のビル等からの視線を遮ったり日陰を作り、私だけの「空間」を演出。

今年の鉢植えはラベンダー、オステオスペルマムの花々、そしてイタリアンパセリ、カモミール、コリアンダー

やバジル等料理やパンで大活躍のハーブ達に囲まれた中で、その日の気分で淹れたお茶をしながら大好きな本を

読むひと時は本当に至福の時間です。

たっくさんの悩みを抱えて「どうしたもんじゃろのう・・・」(とと姉ちゃんではありませんが(;’∀’))と頭を抱

えてしまう日々ですが、だからこそこの様々な状況、事態からちょっと離れて自分だけの空間の中にいるひと時は

大事なリフレッシュタイム。

本もその日その時の気分で決まるので毎日違う本になります。今日は私の大好きな大平光代さんの「陽だまりの

時間」…今日のタイトルはこの題名から頂き~(#^.^#)

今年は山崎豊子さんの本を手にすることが多く、少し前まで「女の勲章」今は「二つの祖国」。山崎さんは取材の

鬼と言われた方で、もともと記者だったこともあり、その徹底した取材については定評があり、だからこそ小説と

はいえとても架空とは思えないほど・・・確かによく小説を書き終えるたびにこの本のモデルはどこどこの会社で

はないか、誰々のことではないかと中傷されることも多くあったそうですが、確かに頷ける位リアル?で、それだ

けに辛辣であったり、途中で読めなくなる程きつい表現もあります。ただ文章表現は本当に素晴らしく、凄い方だ

と思いますねぇ。

他にはムーミンコミックスセレクションや放課後のカルテ等のマンガ本、茂木健一郎さん、外山滋比古さん著書の

自己啓発本の類、前回NHK朝のテレビ小説のモデルになった廣岡浅子さんや村岡花子さん、そして息子一押しの

杉原千畝さんなどジャンルはそれこそバラバラです。

ただいつも本を読んでいる訳ではなく、実は空を見上げながらボーッとしていることも多いんです。

何かを一生懸命考えている時もあれば、なぁーんにも考えずにいることも・・・

私は今まで何もしない、何も考えない、何も・・・が出来る人間ではなかったのです。「何もしない…」はまるで

犯罪!!と思わずにいられないくらい小さい頃から母に言われて育ってきていたので、生来ぐーたらな私は子供な

がらに家にいてホッとしたことがなかったのです。テレビすらボーっと見ているなんて信じられないという母は90

歳に近い年齢でも今もいつでも動いています。(さすがに年なりにですが)いやですよねぇ(# ゚Д゚)。

でも、ある本で何もしない、何も考えない時間がどれ程大切かを教えられた時は生まれて初めて自分が許された気が

して本当に嬉しかったことを覚えています。

フィギュアスケートの羽生結弦選手も「氷から離れた時は本当にボーっとしています。でもふとした瞬間にあっこれ

今度のプログラムに使いたい!とかこんなことしてみたい!」と浮かぶのだそうです。ボーッをするようになって私

もそれがすごくよくわかります。

アイデアや発想というのは、そのボーっとしている時に生まれるものだと知りました。

それを知ってから私の癒し空間・・・「陽だまりベランダカフェ」が出来ました。今ではここがないと落ち着かなく

て、毎年この時期になるとせっせとカフェ作りをします。だから毎年インテリア?も変わるのです(笑)

花に癒され、育てたハーブで作る料理やパンは最高ヽ(^。^)ノそんな楽しみが心のオアシスになります。

生きていればいいことばかりではない・・・だからこそ自分が自分でいられるそんな居場所を作ることが大事なんだ

とつくづく思います。